紙には「目」があるんです

2023年3月5日日曜日

豆知識

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 紙(洋紙)には繊維の流れの向きがあり、「紙目」(かみめ)と呼ばれています。

紙の長辺に沿って平行方向に繊維が流れている紙を縦目(T目・タテ目)の紙、紙の短辺に沿って平行方向に繊維が流れている紙を横目(Y目・ヨコ目)の紙と言います。
この流れの方向によって、ペーパークラフト製作時に大きく影響する場合があります。



これは紙を製造する段階で溶かしたパルプ(紙の原料)を機械で平らに流し、それを固めて紙にする為、パルプが流れる方向に沿って紙目が出来てしまうのです。

筒状のパーツを作る時など紙を曲げるときに紙目の影響が出やすいです。紙目に沿って曲げるとキレイに曲がりますが、紙目に逆らって曲げようとすると曲がりにくいのです。



また紙を折る時も紙目の影響が出やすいです。紙目の流れに沿って折るとキレイに折れやすく、流れに逆らうと折れにくくなります。これを避けるためにも、展開図の折り線は鉄筆や空のボールペンなどを使って、予めなぞっておく事が重要です。


紙目の調べ方は、流れ目が縦目の場合は、寸法を210×297mmの様に小さい方の数字を先に表記します。
また紙は紙目の方向に沿って破れやすいので、紙の端を少し破いてみると調べることができます。

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ペーパークラフト専門サイト「紙模型工房」(https://papermodel.jp/)代表・ペーパークラフト作家。 広報とDTPデザインの経験を活かしながら、クライアント様のご要望にマッチしたペーパークラフト設計を心がけています。

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